充実した日

Tom2003-07-19


今日は時間をフル活用して大満足。早朝6時からテニスを3時間。先週から加わったテニスクラブのメンバーは早起きだ。学生もおじさんも混ざり合ってのクラブで毎回8人前後くる。土日のいい楽しみができた。

続いて、憧れのスタンフォード大学のウォーキングツアーに参加。スタンフォードの学生による、学生生活の様子と、学校の特徴について名所を巡りながら説明をうけた。スタンフォードでは入学時点で専攻を決めず、はいって授業を受けてから決めるそうだ。高校生の段階で、専攻をきめれるのだろうか。決めれたとしてもほとんどがくだらない決定要素によって、つまり、数学が得意だから理系、英語が得意だから英文科、または国際科、だいたい高校生で、経済や法律に興味をもつ方が稀だろうし、その点、はいってから決めれるのはいいことかもしれない。ただし、決めるのはあくまでも自分なので、ずるずるしていると専攻すら決めれないなんてことはなかろうか。。ぼくは、ビジネスの世界は政治経済を理解することが大事だと考えたことが、10% 残りの90%はたまたま学校の成績がよく、推薦で偏差値の高い学部に入れたから、政治経済を専攻として選んだわけである。結果、通信会社に勤め、人事の仕事を8年もしている。政治経済とは直接の関係はまったくない。仕事をしていて足りない知識は、社会保険労務士の資格取得と、UCLAのHuman Resource ManagementのCertificateでカバーした。最近の興味は、もっぱらProject Managementで、世界的なスタンダードであるProject Management Professional(PMP)をこの秋に取得しようと最近また勉強熱にエンジンをかけている。日能研のつめこみ学習で学習する習慣を身につけ、中高では、いかに短期間で記憶し、本番で発揮できるかについて磨きをかけ、つまり普段はクラブ活動に打ち込みながら、試験前のにわか勉強で中間試験期末試験でいい成績をとる。大学では、人付き合いの大事さを学び、広範なネットワークから授業のノートと過去問を取り寄せ、中高で鍛えた短期的記憶力によっていい成績をとった。大学では専門を絞ったように体裁は見えるが、学んだことは別のことである。勉強は好きなほうだし、本を読むのも好きだ。ただ、試験でいい成績をとるためにという短期的な目標で頑張る勉強よりか、社会人になってから自分の意志で、自分の稼いだ金で、自分の将来の目的で投資して学ぶことの方がやっていてはるかに楽しい。アメリカでは仕事をしながら、子育てをしながら学校に通うことはごく一般的。米国教育統計センターの調査(1999年)によると、仕事をもつ17歳以上の男女のうち、過去12ヶ月間の間になんらかの教育を受けた人は52%もいるそうだ。最近アメリカも不景気で失業率も高いことから、この比率はさらに高まっているのではないかと推測する。なんてことを思いながら、スタンフォードの構内を散策し、整然と広々としたキャンパスを見て、わが母校の早稲田大学と比較してしまうわけであった。。早稲田はどちらかというとUC Berkeyという感じがする。

すっかり長くなってしまったが、午後にはGilroyのアウトレットで買い物してきた。
http://www.premiumoutlets.com/outlets/outlet.asp?id=23
いままでいったアウトレットの中でもいちばん充実してたとおもう。ただ、あまりにもひろく、全体回るのにゆうに4時間はかかった。