US Tax Return

今日4月15日はアメリカの税務申告の納付期日だ。本日の消印まで有効なため、当然ポストオフィスは尋常でなく混雑する。そこでアメリカならではなのだが、ドライブスルーポストが登場する。Tax Returnの申告書を出す人は、車に乗りながら郵便局の道路の両脇で、係員に郵便物を渡してハイおしまい。

もっともぼくの場合は、収税の申告で納付(Balance Due)となったものの、小切手を封筒に入れ忘れ、やむなく夕方に郵便局に行ったため、安全を考えCertified Mailで送ったためドライブスルーで終わらせることは出来なかった。

アメリカに来て1年以上経つが、いまだに小切手を郵送するという文化に慣れていない。アメリカ人ならばいわれなくても納付=小切手を送るという公式が頭に染み付いているだろうが、ぼくのような日本人には銀行振り込みの方がしっくりくる。今回の申告はプロのDeloitteに用意してもらったが、納付の場合に小切手を同封して郵送しろという指示は何一つ書いてなかった。気がつかなかったら危うく延滞税払わされるところだった。なんのためのプロなのかわかりやしない。

日米通算して、実はこれはじめての税務申告。はらはらどきどきではあったが、無事終了。

とはいってもすでに今年は始まっている。対策として考えたのは、①所得を増やして、②控除を増やす。当たり前のようだがこれを実践していきたい。①の所得を増やすことに関しては、転職して給与収入を増やすことと、金融資産の運用による収入を増やすこと。②の控除を増やすことに関しては、Itemizedの項目をJointの定額控除額9,500ドル以上に増やして、より多くの所得控除を得ること。特にビジネス関連の自己投資が所得控除に部分的(課税所得の2%を超える部分)に影響してくることは見逃せない。自己投資はやはり究極の投資であり、その年の所得控除で活躍するのみならず、将来の自分への収入を増やすというリターンへも繋がる螺旋階段だ。