デジタルペン

NOKIAの携帯が欲しいな〜なんておもってホームページをみていると意外なものを発見した。
http://www.nokia.com/nokia/0,4879,5787,00.html

デジタルペン

特徴は、その名の通り、デジタルペンで書いた手書き文字や絵がデジタルデータとして保存されるということだ。樋口健夫氏のIMS(アイデアマラソン)の実践によりなにかデジタル保存でいい方法はないかと探していた最中だっただけに、これだ!とびびっときた。

NOKIA以外にもいくつか製品を発見したので以下紹介する。

Logitech io
手書き文字をTextにも変換できる。現在のところ英語対応のみ。デモが秀逸なので是非ご覧あれ。デジタルペンとななにか、なにができるのかがビジュアルでわかる。
http://www.logitech.com/index.cfm?page=products/features/digitalwriting&crid=1545&countryid=19&languageid=1

日立マクセル penit
7月1日からWEB限定販売。もちろん日本語対応だが、文字認識機能はなし。
http://www.maxell.co.jp/penit/index.html


価格は200ドルから300ドル程度。これらの製品は専用のデジタルペーパー上でのみ機能するので、初期投資のほかに、紙のランニングコストがかかることを念頭に置かねばならない。


●Tomのもの申す

これらのプロダクトのコア技術は、スウェーデンアノト社が開発した。北欧企業の情報通信業界における独創感は未だ健在だ。
http://www.anoto.com/

冒頭でびびっときたといいつつ、現時点では購買のゴーサインは出ない。課題は二つ。

一、専用デジタルペーパー
一、日本語のテキスト変換ができるプロダクトがない

これらの課題が解決されて150ドルを切ったらぼくはこのデジタルガジェットを購入するだろう。

このプロダクトも要は使いよう。デジタルペンの得意なことはデジタルペンにやらせて、その他のデバイスの得意なことはその他のデバイスに任せることが重要だ。つまりテキスト変換が出来れば、出先での携帯電話へのテキストメッセージの入力が格段に楽になる。だが家にいるときはキーボードでPC入力のほうがしやすいし、変換ミスも少なく便利だろう。

手書きはアナログの象徴だけに、とうとう最後に残るアナログは人間だけか。デジタルツールをアナログ人間が使う。面白い世の中だ。せめてツールに使われないような人間になりたい。