新人研修

Tom2004-08-27


社会人10年目にして新人コンサルタント研修に参加してきた。開催地はアメリカ中西部のデンバー。全米中からここ数ヶ月中に入社した人18人が一堂に会した。学卒者から院卒、社会人経験者がそれぞれおり、男女は若干女子が多いくらいで、国籍もアメリカ、ドミニカ共和国、マレーシア、中国、日本とまさに人種のるつぼアメリカならではの人員構成だ。

レーニングの内容は、ファームのメソドロジー(方法論)から始まり、ワークプランへの落とし込み、情報収集のためのインタビューテクニック、ツールを使ったビジネスフローの整理、チェンジマネージメント、進捗報告、まとめといった具合にかなり実践に即した内容となっている。

これらのカリキュラムを一週間かけて消化してきたわけだが、いかにもアメリカらしい点をいくつか紹介しよう。

・自己紹介から入り、その中に時事的なトピックを含める。今回の場合は、オリンピックの競技で好きなものとその理由を述べた。

・執拗なまでのケーススタディーの練習。チームに分かれて与えられた課題をまとめみんなの前でプレゼンする。幼いころからの発表の場に鍛えられているため、みんな実に上手い。

・飽きないように、机の上にルービックキューブや粘土、チョコレート、キャンディーがそれぞれ置いてある。

写真は今回の新人研修の参加者。ロッキーマウンテン国立公園にて。