イチロー年間最多安打達成

●ニュースヘッドライン

「この記録、破るなら自分で」 イチロー会見一問一答 (asahi.com
http://www.asahi.com/sports/update/1003/016.html


●Tomのもの申す

イチローは周囲の予想通り、難なく大リーグ年間最多安打を達成してしまった。この日本の生んだスーパースターがなぜそしていかにして凄いかについて今更ながらではあるが分析したい。

イチローの凄さ 一、プレッシャーを楽しむ姿勢

「―周囲に期待されて苦しかったのでは

 やっている間にプレッシャーから解き放たれるのは不可能。背負ってプレーするしかない。でも、ドキドキ、ワクワクとかプレッシャーが僕にとってはたまらない。これが勝負の世界にいる者のだいご味。それがない選手ではつまらない。」

数々の修羅場を潜り抜けて、結果を出し続けてきたイチローだからこそいえる台詞。こういうことがさらっといえるからまた格好いい。


イチローの凄さ 一、原点と行動の一貫性

「―打率4割への挑戦はどうか

 打率はコントロールできてしまう。「野球が好きでグラウンドに立ちたい」というのがぼくの原点。打率を目標にしたら、打席に立ちたくなくなる可能性がある。それは本意ではないから、目標にはできない。 」

イチローは本当に野球が好きなんだな。この分だと目標とはしないものの好きでやってるうちに打率4割超えることもありそうだ。


イチローの凄さ 一、自分との戦い

「―自分にとって、満足できるための基準は

 少なくとも誰かに勝った時ではない。自分が定めたものを達成した時に出てくるものです。」

自己満足というのは満足の原点なのか。だってイチローですら自己満足に満足している。もっとも自己満足の基準がとてつもなくたかいのがイチローなのだが。


まだまだあるが、会見の中から感じた三点から分析してみた。イチローの次なる目標は果たしてなんなのだろうか。これからもまた楽しみである。