It's a small world!

昨日とある会合で、大学時代のテニス仲間(飲み仲間?)に偶然遭遇した。大学の頃から変わっていない角刈り頭をみて、T君だと確信した。

話しに花が咲き夜遅かったにも関わらず食事にいってなんやかんや話すのはやはり楽しいものだ。

こういう事象をIt's a small world!と表現することは、高校の英語の教科書か何かで学んだが、こういうことは本当によくある。例をあげればきりがないが、この間メキシコのカンクンに旅行に行ったときも繁華街の土産物屋で会社の同期に出くわしたし、大学の卒業旅行のときにも高校の同級生にロンドンのハロッズデパートで、サークルの友達にはパリのオーランジェリー美術館で会った。

このような実例を本当にsmall worldと解釈していいのだろうか疑問に思う。世界各地でも偶然に出合う機会があるということはsmall worldともいえるが、実は、われわれ日本人の行動範囲の狭さの裏付けなのかもしれないとも思えるのだ。考えてみれば世界の各地でといっても、遭遇したところは日本人がよくいく超メジャーな都市のシンボル的な所だ。「類は友を呼ぶ」という日本の諺は、英語では「It's a small world」というのかもしれない。だから再会することは偶然ではなく、必然だと思えないだろうか。