シークレットサンタ

Tom2003-12-11


今日は、会社でシークレットサンタの謎解きイベントを行った。シークレットサンタのルールはこうだ。名前の書いてあるくじを引き、その人のシークレットサンタとなり、当人には絶対に気付かれないよう、2週間最低3つのプレゼントを渡しつづけるのである。予算枠が決められており、その予算枠内でいくつかのプレゼントを購入する。今日のイベントでは、最終のプレゼントが渡され、ラッピングを開ける前に自分のシークレットサンタがだれだったのかを当てるゲームだ。

ぼくにはだれがシークレットサンタであったのか確信があった。ぼくが木曜日に会社にくるとイスの上にサンタからのプレゼントがあった。シークレットサンタのイベントは月曜日から始まっており、このタイミングでぼくにプレゼントを渡すということは、いつもはぼくのオフィスにいない今日来た二人のうちのどちらかに違いない。包みを開けると、サンフランシスコの絵本と、マグネットだった。絵本をよく見ると、Tricia作と書いてある。偶然だろうが、きっとぼくのシークレットサンタはTriciaだと確信した。

ちなみに、Triciaのシークレットサンタはまた偶然にもぼくだった。つまりお互いにサンタになって交換してたのである。ぼくはこのことに早くから気付いていた。そして今日の暴露会で、ぼくはラッピングを開ける前に、これらの推理を話し、見事シークレットサンタを当てた。ラッピングを開けると、サンフランシスコのカレンダーだった。ぼくはこの偶然に死ぬほど驚いた。何故かは後に説明する。

Triciaの番は、最後であった。だが幸いにして彼女はイベントの途中で電話が入りぬけていたので、最後に一人しかシークレットサンタ(つまりぼく)が残ってないはずなのにわからなかった。彼女の予想は外れ、ラッピングを明けてみると、そこには日本のカレンダーが。彼女のシークレットサンタはぼくであることは自明であった。

それにしてもアメリカ人は本当にシークレット好きだ。アメリカ育ちの日本人の友達でやたらシークレット好きなやつがいるがそのわけがようやく分かった気がする。