セントルイス

Tom2004-05-13


昨日から出張でミズーリ州セントルイスにきている。空港についてまずおもったことは、白人世界だということだった。周りを見渡すとアジア人はぼくと同僚の中国人だけだった。

セントルイスにはぼくの勤めている会社の本社があるが、その社屋はとても近代的で、圧巻なのは4階建ての吹き抜けの壁をつたう水の流れだった。業績は芳しくないものの、建物がご立派はっきりいって腰を抜かしたほどだ。

セントルイスは、北米最長の川であるミシシッピー川をはさんで西に位置し、川を東に越えるとそこはイリノイ州である。イリノイ州はギャンブル公認なので川向にはカジノの船が停泊しているのが、ミズーリ川とは対照的であった。

会社の同僚とミシシッピー川ディナークルーズにいってきたわけだが、あいにくの雨、しかも時折光を発するサンダーズトーム。それほど船がゆれなかったのがせめてもの救いだ。

そういえば、アメリカにきてめずらしい初めての経験をしたので報告しておこう。スクールバスに乗ったのだ。26人乗れる適当なバスがなかったので、スクールバスをチャーターしたようだ。スクールバスにビールを持ち込んでアルコールの匂いをぷんぷんさせながらのミズーリ川往復はいとおかしな光景であった。