親子旅行−富士五湖編

Tom2004-05-29


ひょんなことから親父と二人で旅行にいくことになった。もともとぼくとワイフとの両家合同で旅行に行くはずだったのだが、ワイフの祖母が他界され、ぼくの祖母の具合もあまり良好でないことから家族旅行はやむなくキャンセルにした。とはいえ、親父六十歳、いわゆる還暦という年を祝ってそもそも旅行する計画だったので、たまには親父と二人でいってみようかという具合に展開したわけである。ちなみにたまにはといったものの、ものごころついてから親父と旅行するのは初めてである。

旅行の行く先は、親父の希望で富士五湖となった。東名御殿場ICから山中湖に抜け、忍野八海を散策し、河口湖に宿泊、西湖、精進湖本栖湖を訪れ五湖制覇、さらに欲張って富士山の西に位置する田貫湖、そして白糸の滝を通り、その後富士山の南を通って御殿場ICに戻るまさに富士山一周の旅だ。

一泊二日とはいえ、かなり見ごたえのある旅だったので、ポイントだけ回想する。

・クルマのエアコン故障。クルマ自体が相当古いため買い換えた方がいいのでは。。
忍野八海の石臼挽きそばはこしがあってグー。
・河口湖北岸にある久保田一竹美術館は1300円と高いが一見の価値あり。六十歳から作品を作り始めた一竹さんに親父共感。
・初日の夕暮れ時に、やっと富士山ご対面。願いかなったり。
ほうとうのスープが美味
・親戚から戴いた甕入り焼酎は、くいくいいけ、しかも翌日に残らず。
・西湖の紅葉台まで悪路だがクルマでいけるとかいてあるが、絶対にクルマでいってはならない。悪路も悪路。歩いても20分。必ず歩いていくべし。ただし展望台からの360度ビューは圧巻。
本栖湖から見える富士は五千円札の裏の風景だって知ってました?
・白糸の滝は180度以上のパノラマ。
・親父は普段寡黙だが、酒呑むとしゃべるしゃべる。

今回旅行としても楽しかったし、親父との距離が縮まったいい機会であった。親父が旅行中なんども母に携帯で電話入れていまああしてるこうしてるいっていたのがなによりもその証拠。今回の旅行で山中湖からの富士が初日の生憎の天気で撮れてないため、それは次回に持ち越すことにしよう。