父親だからできる!子育てマネジメント

Tom2004-02-08



● 著者: 樋口健夫

● 出版社: 東洋経済新報社 ; ISBN: 4492041389 ; (2000/08)

● おすすめ度 ☆☆☆☆☆(日本の父親の役割を見直すきっかけに) 

▼ 本書の詳細、お買い求めは、

父親だからできる!子育てマネ...

                                                                                                                                        1. +

●Tomの本にもの申す

今日は実に時間が経つのが長く感じる。朝からワイフの陣痛がはじまりいよいよかと待ち構えながら、映画を見たり本を読んだりして過ごしていた。

もうすぐ父親になるということで、友人のid:jishihaに今日貸りた本、読み終わってもまだ産まれないので、BLOGでもつけることにする。


ボトムライン

自立した子を育てるために、「考える」教育を父親主導で実践する。


●この書を読んで自分が実行したいとおもった点

・子どもと接する時間をできるだけつくる
・教育は学校や母親任せにせず、父親がプロジェクトマネジャーになった気分で仕切る
・「ながら」で時間を捻出する⇒図書館風に(筆者曰く円卓学習)で家族そろって別々の勉強を同じ場所でやる
・子どもたちに自主的に取り組ませる仕組みづくりを考える⇒新聞記事やホームページから気になる記事を家庭内回覧してテーマを与える
・親が自ら自分で興味のある本を読んで、子どもに読書の楽しさを教える
・「なぜ」を起点に、自分で考え、自分の言葉で文章を書き、発表し、人に教える
・ポジティブ・レインフォースメント
・学校では教えてくれない「勉強の仕方」を教える(スケジュールの立て方、ノートのとり方)
・嘘ワクチン注射(こどもの嘘を見破り、重要なところで嘘をつかない免疫をつくる)
・家族や親戚に手紙を書き、デジカメにとって保存し、後にみる
アイデアマラソン発想法(筆者のオリジナル):既成概念にとらわれない発想を生み、反芻し、人に話し、図解する、しかも毎日、おなじノートに
・子どもには親を超えてもらうことを自分の目標とする⇒そのために自分の頑張り、子どもにも頑張らせる
・家計財政の内容を子どもに話し、金銭感覚を身につけさせる
・親に負担をかけないようにと子が自らおもうように、子どもに対する負担を機会があるごとに説明する


●父親としての豊富

ぼくの父親家業はこれからはじまるのでこれくらいのアクションをあげてもいいではないか。あまりにも参考になることが多く、箇条書きでアクションをリストアップするのが精一杯であるが、これらを意識してぼくの家庭の父親と子どもそして妻との関係をつくっていきたい。

そして自分のこどもには自分の「考え」をもった大人に育ってもらいたいとおもう。