はじめの一歩を踏み出そう


● 著者: マイケル・E・ガーバー

● 出版社: 世界文化社 ; ISBN: 4418036016 ; (2003/05)

● おすすめ度 ☆☆☆☆☆(手に職タイプで起業を考えている人、起業のはじめのステージで失敗した人にお薦め) 

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はじめの一歩を踏み出そう―...

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ボトムライン

事業を成功させるためには、他人に安心して任せられる「事業化パッケージ作り」が最重要課題である。それができないと経営者といえど実質的には労働の呪縛から逃れることはできない。


●Tomの本にもの申す

まさに目から鱗。真の経営者は労働者とはまったく異なった視点をもっていることをこの本が教えてくれた。顧客に、商品を売るのではなく、価値を売るんだ(例えば、ディズニーランドは遊園地というサービスで、夢を売る事業)をというのはまったくもって納得させられる。


●この書を読んで自分が実行したいとおもった点

・起業家、マネージャー、職人のいいバランスを保つ
・職人系スモールビジネスは一人でやることの限界が訪れたときに、管理の側面への変遷が必要(そこが一番難しく多くの人が挫折)
・さらに仕組みづくりへと発展できれば事業は成長軌道に乗る
・事業化パッケージ自体を販売せよ
・顧客を常に満足させるには凡人が非凡な結果を残せる仕組み作りが要
イノベーション⇒数値化⇒マニュアル化の連鎖
・事業を人生の目標とせず、人生の目標を達成するための手段とする
・事業を通して信念や価値観を実現せよ
・細かいことも明確に文書化
・仕事は自分の心の状態を映し出す鏡
・仕事にゲーム感覚を採り入れ面白くする
・無意識の共感を作り出す
・思い込みを捨て、やるべきことをやるのみ
・顧客との約束を果たし続ける
・システムの目的は従業員を本来の仕事に集中させることにあり
・具体的な自己のモデルを創造する