お好み焼きは「ご飯のおかず」

お好み焼きをおかずにしてご飯と食べるといったら、関東人は驚くだろう。逆に関西人にはご飯なしのお好み焼きは考えられないという。

ぼくは生まれも育ちも東京の銀座(といっても戸越銀座、失礼!)である故、お好み焼きは晩御飯の主食として時おり食卓を囲む中で育ってきた。お好み焼きの日はご飯が炊かれていないことが常であった。

東京は何でも或る街だ。関西風のお好み焼き屋で「お好み焼き定食」だって食べたことある。しかし未だに幼い頃から染み付いた食文化に対する違和感は拭えない。

昨日の関西風お好み焼きは美味かった。分厚くてもちもちしていてた。お好み焼き屋のおやじ(テニス部の友人)の手際も抜群に上手かった。勢いあまってホットプレートの場外に放り出されたやつ(=お好み焼き)もいたほどだ。

アメリカで食べる関西風お好み焼き。食い倒れの魂はアメリカに通ずるものがある。