ビジネススクール入学許可

この2ヶ月ほど気持ちの落胆のあった月はない。帰りにポストを確認するのがぼくの日課なのだが、期待するものが入っておらずいつも落胆していた。そんな日々とももうおさらばする吉報がとうとうやってきた。出願した学校から入学許可のレターをとうとう手にした。


なんておおげさにいっているが、実はレターを受ける前に待ちきれずに電話して受理されたことを聞いていた。アドミッションオフィスに電話するのはもう片手では数え切れないほどだ。なにせ、ウェブサイトには2-3週間で申請処理すると書かれているのに、結局要した時間は9週間である。携帯を使うようになってからめっきり待つことが生活から消えてしまったので、待つということの忍耐に正直しびれた。


プロセスはともかく、受理はされた。もうGMATを受けなくてもいいと思うと胸をなでおろして安堵するが、やっとMBAの入り口に立ったに過ぎない。大変なのはこれからだ。


いったいどこの大学院にいくのか。ぼくがいくのは、カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校のCollege of Business Administration and Public Policyである。
http://mbaonline.csudh.edu/

キャンパスはLAの南部カールソンに位置する。ぼくがこの学校を選んだのはいくつかの理由がある。


・働きながらパートタイムで受講できること
・オンラインで世界中どこにいても受講できること
・Accreditされている学校であること
・2年以内に履修できること
・借金しない範囲のプログラムフィーであること
・Entrepreneurshipのコースがあること
・GMATのスコアの要求がむちゃくちゃ厳しくないこと


この学校はパーフェクトにぼくの要求を満たしている。オンラインであるゆえ、場所にはこだわらなかったが、結果的には同一州のカリフォルニア州の大学院となった。それもまた運命か。


ぼくは自分の選択を誇りに思う。それはぼくがなんとかやり遂げる方法を考えてそれを実行したからだ。できない理由を挙げるのは簡単だ。結婚したからとか、子供ができたからとか、仕事が忙しいからとか、枚挙の暇ない。自分のできることを確実にやった結果、GMAT、TOFELのスコアを取り、出願し、入学が許可された。


過去にも述べたが、大学院への進学は小学校からの夢。卒業文集に書いてある。あれから20年、その夢は実現に向けての扉を開いた。


その夢は自分だけでは実現できない。家族の協力、友達、職場の人の協力などがあって初めて実現可能な舞台が揃う。その上でどれだけ充実したものにできるかは全て自分にかかっている。ご迷惑おかけしますが、どうかご協力宜しくお願いします。