年を取ってから後悔しない人生デザイン

●ニュースヘッドライン

JTPA主催のシリコンバレーツアーが終了した。僕が担当したセミナーは、「年取ってから後悔しない人生デザインの戦略発想」といういい加減なタイトルの、パネリストが好き勝手なことを言うリラックスした会だった。【梅田望夫・英語で読むITトレンド 2004年3月16日】
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001073.html?tag=nl


●人事の処方箋

好きなことを仕事にしろというが、好きなことってどんなこと?具体的にいくつか挙げて、共通項を見つけだすのが好きなことを認識する近道だ。


●Tomのもの申す

自分の好きなことってなんなんだろう。このことを意識し始めたのは就職活動の頃だが、ぼくは結局つい最近までよくわからなかった。「自分の好きなことが実はよく分からないんです。」察するにそういう人って現代人には特に多いんじゃないかと思う。

なぜ好きなことがわからないのか。現代に限っていうと、二つのパターンが挙げられる。ひとつは、誘惑が多い世の中であれこれやっているうちになにが好きだかわからなくなってしまうという「迷宮パターン」。そしてもうひとつが、小さい頃から親にあれやりなさい、これやりなさいと指示されて自分でやりたいことを考えてこなかった「無思考パターン」。

ぼくについて語ると、「迷宮パターン」だった。勉強はできるから好き、スポーツは苦手だったけど克服する過程が好きなのでサッカー、テニス、スキーを特に好んでやった、新しい物好きで特にデジタルグッズに興味を挽かれる、旅行してとにかく歩き回るのが好き、美味しいものをきいたら並んでも必ず食べにいくし、レシピを研究して自分で作ってみたりもする、友達と喋るのが好きでお酒がはいればなおよしだ。

ではぼくの好きなことはいったいなんなんだろう。ようやく出た結論は、「DO IT MYSELF」。ぼくの好きなことは行動パターンに顕れており、なんでも自分でトライしてみる習慣が体に染み付いている。

リーナスのように、プログラムが好きだからLINUXを作ったとか分かりやすい類の好きなことではないが、そんな好きなこともあってもいいではないか。

好きなこと(What)で見つからない場合は、好きな行動パターン(How)で考えてみると見つかるかも。好きなことが見つかると居心地のいい空間を作りやすい。きっと自分でトライする限りぼくは後悔しないだろう。あなたも「好きなこと」探してみませんか。