年金改革の死角 超リアル・シミュレーション小説

週刊朝日から最近すっかり話題の年金問題について。

http://www.asahi.com/national/update/0506/002.html?2004

国民がしっかりウォッチしていないと本当にこんなふうになってしまうのではないかと危惧してしまう。

改革する前に「なんのための年金」だということを国民のみんなが共通の認識を持つことが年金審議をあるべき方向にもっていくために必要だと感じる。


具体的には、
・老後の安定した生活のために一体いくら必要なのか
・そのうちどれくらいの割合を公的年金でまかなおうと考えているのか
・保険料負担と年金受給の世代間バランスがとれているか
・自営業、会社員、公務員、主婦、学生の間で受給と負担のバランスの不公平感がないか
・負担率を国の競争力を阻害しない程度に維持できるか


いまよりいくら負担が増えるとか、いくら受給減になるとかいう小手先の議論はすでに的外れだ。国民が納得いく抜本的な改革こそ待ち望まれている。